アメリカの医学誌 Behaviour Research and Therapy 今月号に「年末年始の体重増加に打ち勝つ方法」という論文が発表されました。 内容を要約しますと、
『まず最初に、実際どのようなきっかけで食べ過ぎてしまうのか自覚すること。 私たちの過食はシーズンによらず、まわりにある食べ物の刺激というよりは感情に影響される。 人間は感情に反応して食べるのである。年末年始の時期は、いい感情も悪い感情も、すべて呼び起こされやすい。過去の年末年始の思い出に浸っている人、延々と続く家族間の争いに直面しなければならない人、あるいは1人で過ごす人、そんな多くの人たちにとってこの時期は寂しい季節でもある。 これまで人生のどこかで、ある感情に対して食べるという行動で反応した場合、その反応は再び繰り返されることになる。この反応関係は長い間に何度も何度も繰り返され強化されていくので、一度出来上がったらなかなか壊れない。また、この時期は食べ物自体が感情の引き金になり、もっと激しい感情の放出につながりやすいこ。 音楽で記憶が呼び起こされるように、特定の食べ物も記憶を呼び起こす。しかも臭覚は脳に直接つながる経路である この点に関して、料理が自分の全記憶の中でどんな役割を果たしているか考えるようにするとその食べ物の誘惑に勝つことができる。
年末年始の体重増加を防ぐ計画を立てよう 。なぜ食べてしまうのかを理解することはある程度の抑止策になるが、誘惑にいかに対処するか計画してご馳走に臨むことも重要で、なかでも有効な対応策はポジティブな独り言。 やせたいと思うもっともな理由をすべてリストアップして、毎朝自分自身に読み聞かせる方法である。何か計画にないものを食べたくなったときはそれを読み返せば、食べ物をあきらめる行為が価値のあることだと常に思い出すことができる。
とはいえ、最善の策を立てても、食べ物を強引に勧めてくる人のおかげで年末年始の食事目標はやはり狂うもの。つまり、太りやすいご馳走を勧めて否とは言わせない友人、家族、同僚である。 その場合、無礼にする必要はないが、断固とした態度をとらなければならない。 アレルギーや宗教的理由で食べ物を断っているのなら“けっこうです”と断るのをためらう必要はないので、それを貫き通すべき。“要りません”と断るときはそのような権利の感覚を持つこと。なぜなら自分の健康を守っているのだから。 食べたくない理由の多くを説明する必要はない。「ダイエット」という言葉を出す必要すらない。 本当に“けっこうです。とても美味しそうな匂いですが本当に満腹です”と言うだけでいい。それ以上説明する必要はない。 太りそうなものを皿にとらざるを得ない場合は隣の部屋でそれを捨てればいい。 食べ物を無理強いする人に負けるな !』
とうことだそうです。
まあその通りですね。
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